ワナ猟を学ぶ!くくり罠を作るワークショップの巻き

June 30, 2018

 

本日は、狩猟ビジネス学校の第3回となりまして、参加者も本気度のある方からの厳選された30名に絞られたとの事。

 

 

もしかして自分は厳選されないのでは?と大いに不安もありましたが、無事に参加する事が出来ました。

 

 

さて、本日の狩猟ビジネス学校では、わな猟における「くくりわな」を実際に作ってみるというワークショップから始まりました。

 

 

そもそも、「くくりわな」とは、なんぞや?という所ですが、ワナ猟のワナには、いくつか種類があります。

 

 

ワナ猟のワナだけで、これだけ種類があります。ここで言う箱わな、囲いわなは、大型のもので、運搬も設置も大変なので、今日は手軽にわなを作成・設置できる「くくりわな」を作成するというワークショップからのスタートです。

 

 

と言うことで渡されたのが、こんなパーツです。。。一体、これで何ができるのだろうか?と謎すぎます。

 

 

 

3人一組で、口頭で説明された手順どおりに手探りで、器具を加工・切断・接続していきます。

 

 

そうこうしている内に出来たのが、こちらです。これだけ、見ても全くわからないですよね。しかし、このバネ部分が非常に重要になっております。

 

 

先ほどのワイヤーの輪を、このような筒状のものにひっかけて、ここに鹿が足を踏むと、ワナが作動するという仕組みなのですが・・・果たして!

 

 

足で踏まれると2重になっているこの筒状の1つが下に落ちて、引っ掛けているワイヤーが上に上がり、後はバネの力でワイヤーが瞬時に締まり、獣の足を捕らえるという仕組みです。

 

 

これが、「くくりわな」なるものです。いや~、よく考えられた仕掛けワナです。

 

 

なんとか、くくりわなを作成する事が出来たので、今度は、実際に山の中に入って、土に埋まっているくくりわなを見学、実際にワナを発動させるというフィールドワークになります。

 

 

こういう比較的見晴らしの良い雑木林の中にも、獣道にうまくワナを設置しているのです。

 

 

しかし、これだけ大勢の人間が来たら、匂いが残って、ワナにかかりにくくなるだろうけど、今回は実際にしかけられたワナを見て歩くという実演なので仕方ないですね笑

 

 

そして、こちらわかりますか?スコップの所にワナが隠されています。

 

 

 

スコップがあって、今ひとつ見えないですが、このスコップの前後に棒が2本置いてあります。

 

 

獣たちは、こういう障害物をまたいで歩く修正があるので、ここにワナが埋めてあるのです。

 

 

こちらが実際に、くくりわなを作動させる実演です。

 

 

いかがでしょうか?見事にワナが作動しました。このような「くくりわな」を、ひとり当たり30個まで設置できるので、獣道を見極めながら、獣がいかにも通りそうな所に、こうやって、土にワナを埋めておくという流れです。

 

 

しかし、なかなか達人の技ですよね。広大な山中に、こんな小さな筒を30個、地中に埋めて、ワナを仕掛けたとしても、どれだけかかるのだろうか・・・

 

 

と正直思ったのですが、この獣が通る道が見えてくると、結構、ワナにかかるのだそうです。

 

 

少なくとも、犬猟のように山中を歩き回ったりしながら、待ち構えていた所で、銃で獣を仕留めるよりも、ずっと効率的ですし、安全ではあります。

 

 

山中でのフィールドワークを終えた後は、公民館でドイツにおける森林と狩猟における歴史的考察という座学が始まります。

 

 

一気に内容が難しくなりましたが、ざっとお話すると・・・

 

 

まず、林業と狩猟というのは、完全に繋がった関連性のあるもので、同じ森の中で行われると言う意味でも、非常に強いつながりのあるものとなっており、実はこの日本の森の現状が、今の害獣が日本で増え続けている現状となっているとのこと。

 

 

驚くべきは、害獣で困っているのは、世界中でも、日本とアメリカだけなのだとか、この事実の理由とは一体???

 

 

その理由をこれから少しずつ説明していきます。

 

 

まず実は日本の林業は、19世紀にドイツの林業手法を、ベースとした物となっているが、現在のドイツ林業は、非常に進化しており、日本の林業はいまだ19世紀のドイツ林業のままであるとのこと。

 

 

国土の3割が森林のドイツ、国土の7割が森林の日本。しかし、日本は、そのドイツから自国の3倍もの材木をドイツから輸入しているという矛盾。

 

 

つまり、日本の林業は、大幅に遅れている現状にあると。

 

 

そして、日本の森林の現実は、杉やヒノキなどの針葉樹が大半を占めており、針葉樹は、木の実など、獣たちの餌になるものが、ほとんどないため、その餌を求めて、畑や人々が生活する地域まで、餌を求めてやって来る事により、それが農業などに深刻な被害をもたらしている。

 

 

つまり、害獣の頭数が増え続けて、深刻な問題となっているのは、日本における森林構成も大きな原因となっているとの事。

 

 

海外では、広葉樹が多く、木の実など獣たちにとって、餌が豊富にあり、餌を求めて、人々が暮らす畑などにやってくる事はなく、バランスが取れている。

 

 

なんと、日本全国で害獣と言われている増え続け、鹿やイノシシ、猿などが農業などに深刻な被害をもたらしているのは、こんな理由であったとは!!!

 

 

この日、隣町の千葉県鋸南町の町役場の方が、鋸南町における有害鳥獣対策の状況を説明してくださいましたが、こんな状況なんです。

 

 

狩猟従事者の平均年齢が65歳、30代においては、1人のみです。鋸南町の人口は2012年のデータで約8700人ではありますが、それにしても、狩猟従事者の方の高齢化が気になります。

 

 

ただ、これは日本全国的にこのような状況であることを考えると、今後、ますます日本全国で、獣たちが増えていく事が考えられます。

 

 

また現実問題、このように狩猟従事者が足りておらず、手が足りないため、駆除された獣のジビエ肉化や、ジビエ革への活用は全体では1割程度しかされておりません。鋸南町においては、ほとんどが廃棄されていると言います。

 

 

捕獲した獣たちは、ジビエ肉になることなく、このように地中深くに掘られた土管に廃棄処理されております。

 

 

なぜ、このような現状になっているかと言うと、ジビエ肉にするためにも、解体処理の手間や、食肉にするために必要な設備や環境がないと難しいからです。

 

 

実際は捕獲される頭数も多く、手が足りず、致し方なく、このような対応になっているのだとか・・・

 

 

と言うことで、長くなりましたが、狩猟ビジネス学校の第3回も非常に学びの多い内容でありました。

 

 

弊社としても、より一層、ジビエ革の製品化に向けて、努力していこうと想いを新たに致しました。

 

 

以上、本日は、ワナ猟を学ぶ!くくり罠を作るワークショップの巻きでございました。

 

 

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