top of page

鹿の角 犬の噛むおもちゃのブランドストーリーを追加しました。


弊社が犬の噛むおもちゃとして鹿の角を2019年から販売させていただいておりますが、この度、こちらの商品を販売するにあたっての、商品づくりへの想いや、どのような背景があって、鹿の角を販売するに至ったのか?


普段は、どんな加工作業をして、犬のおもちゃを製造・加工しているのか?

製造時に注意している殺菌・殺虫についてなど


わかりやすくデザイナーさんに作成いただいた画像を

商品の販売ページにも公開させていただいております。



こちらの記事では、その画像を一つずつご紹介させていただきます。


弊社は、モノライフという会社名の由来から、モノづくりへの想いを、犬のおもちゃを製造加工する際には、いつもワンちゃんが喜んでくれる様子と、飼い主さんの笑顔を思い浮かべながら、商品づくりをさせていただいております。

もともと、革製品を扱うアパレルメーカーだったのですが、ジビエの皮をうまく利活用できないか?という想いから、狩猟学校に1年間、通っていた中で、鹿の角を犬のおもちゃを扱う事となりました。


肝心のジビエの皮を使ったレザー商品ですが、狩猟で捕らわれた猪や鹿の皮を、自分で鞣して、毛皮にしたり、タンナーさんにお願いして、レザーにも仕上げていただきましたが。。。


製造するコストや手間が、非常にかかることがわかり、こちらは今現在は、保留中です。


例えていうなら、名刺入れ1個を販売するお値段が、2万円くらいになってしまいます。


その割に、猪や鹿のレザーを求めている方が、とても少なく、これでビジネスにはならない。というのが、その理由です。


そこで、狩猟学校に1年間通わせていただいた中で、何かできないか?

という所で、鹿の角が犬の噛むおもちゃとして、人気であるというお話を伺って、弊社でも手掛けてみようという流れとなりました。


下記は、弊社の代表でもあり、ショップ店長の私です笑



こんな背景から、狩猟学校からのご縁で、猟師さんや北海道の農業関係者さまからのご協力をいただき、鹿の角の取り扱いを始めました。



鹿の角は、自然な素材で、一つとして同じ形、同じ重量のものがありません。

その為、加工作業も手作業で、1個ずつ仕上げていくことが必要になります。


加工作業をし始めた当初は、元工務店の倉庫を借りて、トイレもなく、冷暖房もない環境で、毎日、夜中まで作業しながら、加工作業をしておりました。


今では、元建具屋さんの作業場を、自分でリフォーム&改修を行い、冷暖房や防音対策など行っている快適な作業場で、一つ一つ手作業で、商品づくりを行っております。



鹿の角を切断工具で、切断すると、そのままですと、切断面は大変鋭利で危険です。手で触っただけでも、切れて血が出てしまうこともあります。


このような切りっぱなしの状態で、ワンちゃんが、夢中に噛んでしまったら、口の中を切って、怪我してしまう事もありえます。


その為、安心安全を考慮して、切り口の角を丸くする面取りを行っております。

下記の写真が、面取り前と、面取り後の様子です。



こちらの加工をすると、粉塵が舞ってしまい、それを吸い込むと、人体の健康にも影響が出るような作業なのですが、防塵マスクを装着して、また粉塵が舞わないように集塵機も設置しております。


今では、粉塵も少なく快適に加工作業をしております。

当初は、集塵機の装置もなく、作業をすると、体中に粉がついて、粉まみれで大変でした。


毎年のように、クリスマスも、加工作業していたため、今年も鹿の角で、ホワイトクリスマスだね。と寒いギャグを繰り返しておりました。


今となっては、それも過去の話ですが。


鹿の角をご提供するにあたって、大切なことは、野生動物なので、鹿の角には、見えない細菌や、寄生虫などもいることもございます。


その為、弊社では、必ず蒸気熱殺菌を35分行い、その後、乾燥機にて熱風乾燥と、紫外線殺菌による天日干しでの殺菌も行っております。



鹿の角を提供される他社様の中には、熱処理や殺菌を全く行わないままで、鹿の角を提供されている業者様もおりますが、ワンちゃんの事を思うと、決して、殺菌処理されてない鹿の角を与えないでいただきたいです。


人間も野生動物の生肉を、絶対食べないようにと、言われておりますが、ワンちゃんも同じです。

必ず火入れして、殺菌と殺虫された、生の状態ではない鹿の角を提供していただければと思います。


殺菌もさまざまな方法がございますが、最近は、野菜などにも使っているオゾン殺菌を、鹿の角に活用している業者さまもおります。


しかしながら、オゾン殺菌処理では、細菌を殺菌はできますが、寄生虫などの虫を殺虫することはできません。


手間はかかりますが、30分以上、蒸気熱殺菌を行い、生の角を火入れして、その後に、蒸気熱で含んだ水分を時間をかけて乾燥させる。


こうすることで、乾燥させた煮干しのような若干香ばしい薫りが出てきます。


という事で、長くなりましたが

鹿の角を、こんな想いで商品づくりさせていただいております。


こちらの商品です → 犬の噛むおもちゃ 鹿の角


もし宜しければご検討くださいませ。


では、本日はこの辺で!

Comments


特集記事
最新記事
アーカイブ
​カテゴリ
タグから検索

Join our mailing list

Never miss an update

ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page